精密医療電脳書

分子標的薬 コンパニオン診断 リキッドバイオプシー 肺がん 乳がん ウイルス

ウイルス

バンデン・ボッシュ博士の公開書簡2通目:オミクロン株流行で人類は真の集団免疫を獲得する

オミクロン株は新型コロナウイルスの弱毒化生ワクチンとみなすことができる。生ワクチンでは、ウイルス全体に対する免疫ができるため、新たな変異株に対しても効果がある。オミクロン株流行の結果、真の集団免疫が得られるであろう。

オミクロン株:人工ウイルスの可能性(続き)

3つの自然発生説と人工ウイルス説について説明した。齟齬なくオミクロン株の起源を説明できる仮説はない。

オミクロン株:人工ウイルスの可能性

オミクロン株のスパイクタンパク質には32個の変異が入っているが、アミノ酸配列を変えない変異(synonimous mutation)は1個だけである。自然発生とすれば頻度が低すぎるため人工的な遺伝子改変の可能性が高い。ただし変異配列設計方法は不明である。

オミクロン株の疑問点

WHOは、2021年11月26日にSARS-CoV-2 B.1.1.529株をVariant of concern (VOC)(「懸念のある変異株」)に指定し、オミクロン株(, Omicron)と命名した。B.1.1.529株は2021年11月11日に発見され、全ゲノム配列が100個体分得られている。…

COVID-19:ワクチン非接種者への非難は正当化できない(英ランセット誌)

ランセット誌に、漸く非ワクチン接種者に対する非難は不当である、という記事がでた。

ノーマン・フェントン教授の分析:ワクチンの効果は統計処理上の幻影か?

ワクチン接種が進んでいる状況では、死亡率の報告がワクチン接種の報告よりも1週間遅れるだけで、見かけ上ワクチン非接種者の死亡率が増大しているように見える。

新型コロナウイルス経口薬:モルヌピラビルとPF-07321332の作用部位

新型コロナウイルスの経口薬としてはファビピラビル(アビガン)、モルヌピラビル 、PF-07321332があるが、共通して作用部位はウイルスのRNAポリメラーゼである。

バンデン・ボッシュ博士のブースター接種に関する見解:重症化抑制はワクチン本体ではなくアジュバントの効果である

バンデン・ボッシュ博士は、重症化抑制はワクチン本体、つまりRNAがつくるワクチンのスパイク蛋白ではなく、ワクチンに含まれるアジュバント(免疫増強剤)の効果だ、としている。

生物学医学における情報収集;新型コロナウイルスでの問題点

新型コロナウイルスについて様々な情報で社会は混乱しているが、科学のプロフェッショナルからすると、そもそも短い期間で正確な情報を得ることはほとんど不可能だ。

COVID-19 ファイザーワクチン:ブースター接種に関するFDAとCDCの見解

ファイザーワクチンのブースター接種に対するFDAとCDCの見解をまとめた。どちらも65歳以上あるいは18−64歳で重症化リスクが高いか医療従事者等罹患リスクが高い者が対象、という結論である。

バンデン・ボッシュ博士の警告に関する見解:ワクチン接種は予防的治療と捉えるのが適切

新型コロナウイルスワクチンは、感染防止はできないことが判明してきている。ただし重症化抑制効果はあるので、ワクチン接種は予防的治療と捉えるべきだ。博士の主張のように凶悪なウイルスが最終的に出現する可能性は、低いとは思うが、否定できない。

バンデン・ボッシュ博士の公開書簡:パンデミック下の大規模ワクチン接種の危険性を指摘

パンデミック下の大規模ワクチン接種はワクチン耐性の変異株をつくり、拡大する為避けるべきである。イスラエルの現状(現在感染率世界1位)の現状を鑑みると、バンデン・ボッシュ博士の警告は正しいようだ。

新型コロナウイルス デルタ株 〜 英国における症例対照研究

デルタ株に関するスコットランドとイングランドの症例対照研究では、ワクチンはアルファ株よりも劣るが、感染防御の効果がある。重症化リスクはアルファ株よりも高い可能性が示唆されている。

新型コロナウイルス 〜 超過死亡の季節変動

新型コロナウイルスの社会に与える影響を判断する確実な指標は超過死亡である。原因は明らかにはできないが、2020年と2021年春期の超過死亡は、米国で減少傾向、英国で消失している。なお、日本では超過死亡はない。

新型コロナウイルス 〜 遺伝子改変の痕跡

新型コロナウイルスは武漢研究所から流出したものだが、遺伝子改変の明確な痕跡が遺伝子配列に認められる。

新型コロナウイルス変異株に対するファイザーワクチンの効果

南アフリカ株にたいするファイザーワクチンの感染に対する有効率はやや低いが、重症化に対する有効率は十分高い。現時点では変異株に対応できている。

新型コロナウイルス 〜 死亡統計と開発者によるワクチン批判

超過死亡は米国で17万3300人、英国で8万5000人だが、日本では認められない。現在のワクチンは緊急使用許可の段階で承認はされていない。ワクチン開発のエキスパートが指摘した潜在的危険性と死亡統計の兼合いでワクチン使用方針を決めるべきだ。

新型コロナウイルスRNAワクチン:ファイザー BNT162b2

RNAワクチンは免疫原性抑制のため修飾塩基を使用、デリバリーのためのLNPはpHによって陽イオン化する脂質を利用している。BNT162b2は第III相試験で有効率95%という良好な成績をあげた。

新型コロナウイルスPCR検査: Ct値と検体種について

新型コロナウイルスPCR検査のCt値と発症後経過時間及び感染力との関係についての調査研究を紹介する。また検体種によってウイルス検出率が異なるが、鼻咽腔綿棒採取方式はまずまずの検出率である。

ヒト免疫不全ウイルス

ヒト免疫不全ウイルスは後天性免疫不全症候群 (Acquired immunodeficiency syndrome, AIDS) の病因で、CD4陽性細胞に感染し破壊する。リンパ球(ヘルパーT細胞)、単核球、マクロファージがCD4陽性である。

新型コロナウイルス:ワクチンの種類、臨床試験と承認審査の現状

ワクチンには3種類のアプローチがある:ウイルスの接種;ウイルスの部品の接種;ウイルスの部品(スパイク蛋白)を人体の中でつくる。最終臨床試験と規制の現状についてもまとめた。

新型コロナウイルス禍によりがんの発見と手術が遅れるため、がんによる死亡が増加する

新型コロナウイルスのために一般医療が妨げられている。大きな原因は2つあって、ひとつは人々が感染を恐れて医療機関を受診しなくなること。もう一つは新型コロナウイルスに対応するために、医療機関の負担が増大し、一般の医療があとまわしになっているこ…

インフルエンザウイルス 〜 構造とワクチン、生活環と治療薬の関係

インフルエンザAウイルスのワクチンにはウイルス表面のスパイク蛋白質、すなわちヘマグルチニンとノイラミニダーゼ、のサブタイプが重要である。抗インフルエンザ薬はウイルス生活環の特定箇所を障害する。タミフルはノイラミニダーゼ阻害剤である。

長い2020年上半期 〜 新型コロナウイルス所感

NSF(National Science Foundation)の 研究者 Philip Gable らは、パンデミックの最中のアメリカ国民の感情、認識、行動を記録するスマホのアプリを開発し、人々の時間感覚がどのようにかわったのか、そしてその原因を調査した(「新型コロナウイルスによる…

新型コロナウイルスワクチン 〜 期待と現実のギャップ・フィリング

新型コロナウイルスワクチンへの期待は大きいが、これまでのワクチン候補の多くは最終試験で効果がなく、そのため政府機関に承認されたワクチンは全体の1割程度である。このギャップはどうなるのか。

PCR検査

検査法や分析技術の評価のために、感度、特異度、陽性適中率、陰性適中率の4つの指標がある。がん検診のように陽性者が少ない集団では特異度が重要になる。新型コロナウイルスの場合PCR検査の目的は単一ではなく、経過に従い変化している。

アビガンの抗インフルエンザ作用 〜 臨床試験と動物実験

現在アビガンの新型コロナウイルス感染症に対する臨床試験が続けられているが、インフルエンザに対してはどの程度効くのだろうか。臨床試験の結果は微妙で、特にタミフルと比較すると明確に効きが悪い。