精密医療電脳書

分子標的薬 コンパニオン診断 肺がん ウイルス 人類観察

人類観察

中東からみた脱ドル化とBRICSの台頭 〜国際金融資本の長期的計画である

中東の識者によると、脱ドル化とBRICSの拡大はゴールドマン・サックス等国際金融資本の長期計画の結果である。

将棋AIと人間の共存:棋士の進化と将棋界の変化

人間の棋士は将棋AIのエミュレーター(模倣装置)であり 、エミュレーションの性能によって勝負がきまることになる。

新薬開発が危機に陥っている理由とその影響

製薬業界は新薬開発にかかる費用を回収できなくなっている。創薬が容易で対象患者が多い分野がすでに開発されてしまい、創薬が困難で対象患者が少ない分野が残ってしまったためだ。

地球外知性は地球に来ているのか?

宇宙には私たちと同じように知能を持った生き物がいるのでしょうか?もしそうなら、彼らは地球に来ているのでしょうか?このような問いに答えるのは難しいですが、科学的な観点から考えてみましょう。

いろいろな国がドル基軸通貨を避けたい理由:ヘッジファンドによる国家通貨への攻撃を防ぎたい

ドル基軸通貨体制を避けたい国が多い理由として、ヘッジファンドによる国家通貨への攻撃がある。最初に妙佛 DEEP MAXが指摘、それを補足する説明がモハPチャンネルであった。

ドル基軸通貨制へのペトロダラーシステムの関与:perplexity aiを使った情報収集

質問の仕方で返答の論理を変更するようだ。今回の場合は、相対する質問を行い、それを比較させることで、求めていた情報に到達できた。

中国の「双循環」戦略:米中デカップリングの中国側

米中の経済デカップリングについて米国側の施策、特に半導体規制は日本でも大々的に報道されている。しかし米国側だけではなく、実は中国の方もデカップリング施策を行っている:それが「双循環」戦略(Dual Circulation Strategy)だ。

連続爆弾殺人犯の文明論:セオドア・カジンスキーはAIのつくる社会を予測していた

セオドア・カジンスキーは十七年間のテロ活動で三人の死者、多くの負傷者が出した連続爆弾殺人犯である。彼は「産業社会とその未来」という論文をニューヨーク・タイムズとワシントン・ポストにだしたが、その中で自動生成AIから予想できる近未来の社会を的…

シリコンバレー銀行破綻 ~ 続き(2):BTFP

先日FRBは利上げを行ったが、それと同時に銀行の預金保護のため新しい融資プログラムBank Term Funding Program(BTFP)を開始した。素人目には金融引締を行いながら、緩和するという泥縄的アクションにしか見えないのだが。

国際石油会社(IOC)と国営石油会社(NOC)~ perplexity aiによる情報収集

自動文章生成AIの一つであるperplexity aiを使ってIOCsとNOCsについて調べてみた。

シリコンバレー銀行破綻 ~ 続き

シリコンバレー銀行の預金は全額保護される。リーマン・ショック後に成立したDodd-Frank法により税金を使って救済することができなくなっているので、米国債を担保にして融資枠を増やすようだ。しかし、FRBが利下げすれば、インフレが加速するので、結局納税…

シリコンバレー銀行急速破綻の原因

シリコンバレー銀行(Silicon Valley Bank, SVB)の破綻は、預金しているスタートアップ企業やベンチャーキャピタルの預金引き出しの取り付け騒ぎが原因だが、破綻まで2日とスピードがすごく早い。調べてみたら多くの企業がSVBのみに資産を預けていてリスク…

製薬業界のビジネスモデルは崩壊している

最近のの分析では、製薬業界全体の内部収益率は2020年にはゼロになっている。現在のビジネスモデルでは、すでに儲からない業界になっている可能性がある。

エンドゲーム

Endgame (Stable Diffusion) 年末年始には戦略シミュレーションゲームに熱中していた。タクティクスオウガリボーンというゲームだが、オリジナルは1995年のタクティクスオウガで2度目のリメイクだ。碁盤のような升目上のフィールドで味方側のキャラクタ…

自傷的経済抑制は金融経済崩壊のカモフラージュ ~ 様々な状況証拠

Economy Crisis by Salvador Dali (Stable Diffusion) 金融経済をベースに現在の社会現象を分析したエドワード・ダウド氏のインタビューは、現状を最も矛盾なく説明している(自傷的経済抑制の説明:金融経済崩壊のカモフラージュ - 精密医療電脳書; グレー…

日銀の金融緩和継続は現行の金融システム防衛のため

米国とEUは、インフレ抑制のため利上げと金融引締を行っているが、日本はどちらも行わず金融緩和を続けている。日本のインフレは軽度だから金融政策に変更はないのか、とぼんやり考えていたが、積極的な理由がある、という論説をみつけた。

欲望の資本主義2022夏 特別編 「メタバースの衝撃 デジタル経済のパラドックス」

Virtual reality by Diego Velázquez (created with Stable Diffusion) 欲望の資本主義2022夏 特別編 「メタバースの衝撃 デジタル経済のパラドックス」が秋分の日に地上波で再放送されていた。地上波はBSと異なり1週間ほど配信されるので便利である。この…

自傷的経済抑制の説明:金融経済崩壊のカモフラージュ

World Map by Pablo Picasso (created with Stable Diffusion) 以前の記事で西欧や中国の経済抑制政策は避けることは可能なはずなのに故意に行っているように見える、と書いた(世界的な自傷的経済抑制:G7のロシア外貨準備凍結、EUロシア産石油禁輸、上海ロ…

輪るピングドラム:混乱した現実社会のミニアチュア

Penguindrum by Salvador Dali (Stable Diffusion) 「輪るピングドラム」は2011年のTVアニメーションで、幾原邦彦の監督・脚本作品だ。独創的な作風のアニメーションで、他のクリエーターに大きな影響を与えたという。しかしストーリーが難解で、熱狂的…

2020年米国大統領選挙:ミシガン州のデータ操作

2020年米国大統領選挙からもうすぐ2年になる。中間選挙を控えて、トランプ元大統領について報道されるようになってきた。主流メディアの報道姿勢は当時と較べるとかなり穏健だ。当時は反トランプキャンペーンが張られ、選挙不正はすべてフェイクニュー…

BRICSの台頭とドル基軸通貨制の崩壊

ロシアのウクライナ侵攻とその後の経済制裁によって通貨制度が大きく変わる可能性が高まり、業界でも指摘する人が現れた。このことは以前の記事で紹介した。 precision-medicine.jp ウクライナ侵攻に対する米国の経済制裁では、ロシアがFRBに預けているドル…

自傷的経済抑制の他の説明

以前の記事で中国、EU、米国では自ら自身の経済活動を抑制する政策を行っていることを述べた(世界的な自傷的経済抑制:G7のロシア外貨準備凍結、EUロシア産石油禁輸、上海ロックダウン - 精密医療電脳書)。奇妙な現象なので不思議に思っている人は多いだろ…

日本と米国の通貨発行制度、内部貨幣と外部貨幣

経済に関しては、不可思議だ、と思えることが結構あり、そのような事柄は問題を引き起こすことが多い。一つの例は、サブプライムローンだ。証券会社の人々は、優れた金融工学をつかって不良債権を優良な債権と組み合わせて証券化しているので、不良債権のリ…

ブレトン・ウッズ3:パンデミック・ウクライナ侵攻後の経済 〜 現物資産に裏付けられた人民元が台頭する

新型コロナウイルスのパンデミックとウクライナ侵攻後の社会は、これまでとは違ったものになる、と多くの人が考えているが、はっきりした発言がなされることはあまりなかった。社会の様相に経済は大きく影響するが、3月6日にクレディ・スイスCredit Suisse…

エネルギー危機と食糧危機はコモディティの価値を上げる

ウクライナ侵攻後の欧州でのエネルギー危機は西側が故意に引き起こしたものであり、自傷的経済抑制というべきものだ、と以前の記事で述べた。食料に関しても、ウクライナ・ロシアは世界の穀倉地帯であり、世界的な食糧危機を引き起こす、と言われている(ウ…

世界的な自傷的経済抑制:G7のロシア外貨準備凍結、EUロシア産石油禁輸、上海ロックダウン

新型コロナウイルスとウクライナ侵攻により社会は激変した。グローバル経済とドル基軸通貨制は崩壊し、新しい経済体制に移行すると思われる。最近各国が行っている経済抑制政策は、新しい経済体制へ移行のために必要なステップかもしれない。

編集された世界 The Edited World

自分で研究上の情報収集では、情報の真偽について常時注意を払うが、一般社会で起こっていることは、ニュースサイトやTVの真偽は気にせず、だいたいは正しい、と考えてきた。もちろんときどき間違っていることもあるが、量としては少ないので、とくに注意し…

ロシア経済制裁によるドル基軸通貨制の崩壊

ロシアのウクライナ侵攻後の西側の経済制裁発動後、ドル覇権の凋落が始まった。ウクライナ侵攻の直接の影響よりも、ドル基軸通貨制の崩壊の方が世界にずっと大きな影響を与えるだろう。 どの国も予期しない大きな為替変動に対応するため外貨が必要である。他…

ロシア・ウクライナ侵攻:対立の構図 〜 ロシア・プーチン政権 vs 米国ネオコンとそのスポンサー

ロシアのウクライナ侵攻には、政治・軍事と経済の2つの戦線があり、経済戦線の趨勢は市民生活に直接影響を与える。この戦争で対峙しているのは誰だろうか? ロシア側はプーチン政権だが、政治・軍事の戦線で対峙するのは、ウクライナ政府ではなく米国政府、…

ロシア・ウクライナ侵攻の目的:生物兵器と国際金融経済システムの破壊

NATO加盟問題やウクライナの通常兵力などは緊急の問題ではないため、生物兵器など別の問題があったのではないか。侵攻開始とG7のロシア外貨準備凍結により、現在の国際金融経済システムは崩壊してしまった。ロシアは意図的に狙っていた可能性がある。