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藤村るり子 シューベルト演奏

最近 YouTube 「おすすめ」でブレークしました。

シューベルト 即興曲 op. 90-4。

 

ブレークした動画

www.youtube.com

 

オリジナル

www.youtube.com

 

藤村るり子(旧姓 加藤)

1926年生。

1941年 第10回日本音楽コンクールピアノ部門第1位。

 

私の叔母です。YouTubeのおかげで、生涯のコンサートに来ていただいた人よりも多くの人に、またクラシックのコンサートに来ない人に、叔母の音楽を届けることができました。多くの人々に感動を与えたことは嬉しい限りです。

戦後東京オリンピックの頃までコンサートピアニストとしての活動が中心、その後は京都での教育活動が中心でした。テレビやラジオにもよく出演していたので、若いときの演奏がNHKのライブラリに残っているかもしれません。

クラシック音楽は楽譜だけでは伝承できないことが多く、叔母のような19世紀ヨーロッパの伝統を受け継いだ演奏をする人は殆どいなくなりました。ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団についても以前書きましたが、現在の社会では、作曲されたときの演奏は、ライブでは聴けなくなってきています。ピアノ演奏は、YouTubeでもライブの雰囲気が伝わってくるので、興味を持たれた方は往年の演奏家達も聴いてみてください。

 

追記(2021年4月9日)
音楽性の近い演奏家を紹介しました。
他の演奏家のシューベルト演奏

追記(2021年4月12日)

「他の演奏家のシューベルト演奏」にリリー・クラウス Lili Kraus を追加しました。叔母はロンドンで、クラウス女史に短期間ですが、師事していました。