「加藤 舞衣 個展 “come in sight”」 2021年3月19日 ~ 3月24日、ふれあいホール(大阪府枚方市)。若手芸術家支援事業 アートスプラウト vol.4。
物の在り様、支持体の中に時間が流れている様な景色と空間を版画のリトグラフという技法を用いて描いています。物本来を見ることに焦点を宛てて制作を進めていく中で「物は時間の経過や自然の力や人間の力で影や色が変化していっている」ということに興味を持ちました。
今回の展覧会の作品は、壁をモチーフにいつのまにか刻まれていた傷や跡、塗装の剥がれを描き、流れていた時間やそこに存在していた人の痕跡を描きました。
展覧会タイトルの”come in sight”は日本語にすると「見えてくるもの」という意味です。
何かをじっとみていると人の顔のように見えてくることはありませんか。例えば月のクレーター。じっと見ているとうさぎにみえたり、女の人の横顔にみえたり。
2021.3.19
加藤 舞衣
加藤 舞衣 Kato Mai
2018 多摩美術大学大学院美術研究家絵画学科版画研究領域終了
展示会
2017 TAMABI select vo.4
2018 アートフェア東京2018 Future Artists in Tokyo “Switch Room”
2019 Gallery PARC Art Competition 2019 「部屋と外/a room and outside」
受賞歴
2017 京展 入選
2019 第20回グラフィック「1_WALL展」 ファイナリスト
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